女坂の七不思議をめぐる〜
2015/05/12
とうとうやってきた新緑の季節!
森林浴にはベストシーズンということで、
今回は大山寺「女坂の七不思議」をめぐるコースを紹介するヨ!
大山寺に向かう山道は、傾斜が険しい「男坂」と比較的緩やかな「女坂」の2つのルートがあって、八意思兼神社(やごころおもいかねじんじゃ)フキンの分岐点でどちらかを選択できるんだけど、やっぱり惹かれてしまう“七不思議”…。
女坂は大山寺を中間地点にして、「八意思兼神社(追分社)〜大山寺」(約20分)「大山寺〜大山阿夫利神社下社」(約20分)と続いてるから、大山寺で小休憩を入れながら、ゆっくり登れるヨ〜。
弘法大師(空海)が岩に杖を突いたら、その跡から清水が湧き出たらしい! 「弘法水」の伝承は全国各地にいくつも伝わってるけど、伊勢原にもありましたよ〜。
大山寺は弘法大師が第三世の住職を務めたと伝わるお寺だから、この辺りにも弘法大師ゆかりの地が多いのかなぁ。とにもかくにも、ありがたく水分補給〜。
いつの頃からか顔が童(わらべ)に変わっていたと伝わるお地蔵様は、お祈りをすると子どもがすくすく育つといわれているヨ。あっ、横にひょっこり小さいお地蔵様!
上が太くて下が細く逆さに生えたように見えることから、逆さ菩提樹といわれている樹木。う〜ん…分かりずらいっ! 現在は二代目らしいから、そのせいってことでご了承〜。
七不思議の4つ目を通りすぎると、ここで大山寺に到着。
入り口の分岐点から大山寺まで徒歩で約20分。大山寺で参拝&小休憩をして、七不思議5つ目へ出発出発〜。
この橋は話をしながら通ると、橋から下に落ちたり、忘れ物や落し物をしたり、悪い事が起きたりするらしい…。橋に浮かび上がる“無明”の文字〜、奥にひっそり佇む暗いトンネル〜〜。少し怖いんだけど、気晴らしの鼻歌とか独り言もダメだよねぇ…。
洞(ほこら)に近づいて心を鎮めて耳を澄ませると、遠い潮騒が聞こえるらしい。相模湾の潮騒? それとも、いにしえからのメッセージ? 太くて立派な木の幹に気を取られて、潮騒を聞くの忘れたなぁ…。
人の眼の形をしたこの石に手を触れてお祈りすれば、眼の病が治ると言い伝えられてるヨ。眼の形?? って、どの石だ〜!! 石がいっぱいあるから迷っちゃう…(笑)
でも、神々しい光のなかでお祈りしたら、眼の疲れも吹き飛びそうだネ。
最後の七不思議を越えてしばらく行くと、大山阿夫利神社の下社に到着到着〜。
女坂も意外に険しいから、水分補給はこまめにネ!
大山ケーブルカーが2015年5月18日(月)〜9月30日(水)までリニューアルのために運休になるらしいんだけど、そんなときこそ、女坂の七不思議をめぐりながら、ゆっくり大山詣りを楽しむのもオススメだヨ。もちろん「男坂」も〜。